先天性心疾患手術

診療体制

新生児から成人先天性心疾患まで幅広い分野にわたり、国内トップレベルの治療成績をおさめています。当院は小児心臓病診療に関する北陸地方のセンター施設として位置付けられており、小児科医、麻酔科医、産科医、臨床工学技士や看護スタッフと協力して、これまで数多くの心臓病児の治療にあたってまいりました。年間150例前後の先天性心疾患手術を行っており、患者さん一人一人の病態をできるだけ正確に把握し、最も適切な時期に、最も適切な手術を行うことを心掛けています。2017年より富山大学循環器センターが開設され、より緊密な連携のもとすべての先天性心疾患に対応できる体制を整えています。高度救命医療体制のため、二次救急対応病院(医療機関)からの診療依頼は24時間受け入れ可能です。

主な対象疾患

新生児から成人まで先天性心疾患全般

  • ・完全大血管転位、総肺静脈還流異常、大動脈縮窄など新生児期に手術を要する重症心疾患
  • ・ファロー四徴症、心室中隔欠損、房室中隔欠損など乳児期以降に心内修復術を行う心疾患
  • ・単心室、左心低形成症候群、三尖弁閉鎖など段階的治療によりフォンタン型手術を目指す心疾患



高度な専門医療


総肺静脈還流異常に対するsutureless法
総肺静脈還流異常は新生児期に治療を要する重症心疾患で、特に単心室形態で本症を合併した患者さんは救命困難とされてきました。当科では従来から行われていた左房-肺静脈吻合に加えて、sutureless法という新術式を導入して本症の治療成績を劇的に改善させ、全国から注目を集めています。

多発性心室中隔欠損に対する外科治療
北陸地方では多発性心室中隔欠損の発生頻度が高く、国内では圧倒的多数の手術経験を有しており、全国から手術の依頼や相談が寄せられています。

躯幹筋を温存した右開胸アプローチによる心房中隔欠損閉鎖術
富山大学は北陸地方で唯一のカテーテル治療実施可能施設ですが、手術でしか閉鎖できない形態のものも少なからず存在します。女児に対する心房中隔欠損閉鎖術に際しては腋の下の目立たない創で手術を行います。胸の筋肉も切らずに温存するため、胸郭の変形も予防でき、創の治癒も良好です。











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