2016年6月、自己拡張型生体弁であるCoreValveを使用したTAVIを初めて施行しました。CoreValveシリーズは形状記憶合金でできており、人工弁が元の形に戻ろうとする力で大動脈弁に固定されます。大動脈弁輪破裂などの重篤な合併症を起こしづらい人工弁です。 バルーン拡張型生体弁(Sapien)に加えて、CoreValveが使用できるようになったため、患者さんの身体の状態にあわせて、より安全で効果的な治療法が選択ができるようになりました。